カジノゲーム

ファンタン(Fantan)の遊び方や流れ

ファンタンとは?

ファンタンは中国生まれのカジノゲームで麻雀よりも歴史が長いとされています。

正方形のテーブルで金属製のお椀ですくい取ったコインや碁石、白いボタンなどを、お椀の中にいくつ入っているかを予想するゲームです。マカオのカジノではファンタンが大変人気です。

いろいろな賭け方があるので初心者の方でも楽しむことができます。

ファンタンのルール

ファンタンで使用する道具は正方形のテーブルと100個以上の白いボタン、手のひらに収まるくらいの金属製のお椀、ボタンを区分けする竹製の細いヘラになります。

金属製のお椀をボタンの山にかぶせ、お椀の中にお椀の中に入れます。この時、入らなかったボタンは取り除きます。

お椀の中に入っているボタンの数を『4』で割ったとき、余ったボタンが『0』から『3』のうち、いくつになるかを予想し、当てるゲームです。

ファンタンの賭け方の種類

ファンタンにはいくつかの賭け方があるので覚えておきましょう。

■三門(サムホン)

ボタンを『4』で割った余りの数が『1』、『2』、『3』、『4』のうち、当たりを3つ選択でき、3つの数字のどれかが的中していれば勝ちという賭け方になります。

『1・2・3』『1・2・3』『1・2・4』『1・3・4』『2・3・4』の4通りの賭け方ができます。

■丫攤(ヤータン)

ボタンを『4』で割った余りの数が 『1』、『2』、『3』、『4』のうち、 当たりを2つ選択でき、2つの数字のどれかが的中していれば勝ち。『n通』のnが当たってしまえば負けとなります。

どれにも該当しない数字が当たれば引き分けという賭け方になります。

■角(コック)

ボタンを『4』で割った余りの数が『1』、『2』、『3』、『4』のうち、2つの数字のどれかが的中していれば勝ちという賭け方になります。

『1・2』『1・3』『1・4』『2・3』『2・4』『1・3』の6通りの賭け方ができます。

■念(ニム)

数字と【念】という文字が書かれている箇所は【念(ニム】と呼ばれており、【当たり】と【ハズレ】を予測する箇所です。最初に書かれている数字が当たりを予想する場合に使用し、そのあとに書かれている数字は外れを予想する場合に使用します。

■番(ファン)

お椀の中に入っているボタンの数を『4』で割った余りを予想する賭け方になります。

余りが『0』の場合は『4』としてカウントするため、『1』、『2』、『3』、『4』の4通りの賭け方ができます。

ファンタンのゲームの流れ

■ディーラーがボタンをすくい取る

この時、お椀の中身は見えません。

■チップを掛ける

どこにチップを掛けるのか選択します。

■ディーラーがボタンを専用のヘラを使い『4』ずつ振り分け数えます。

■『4』ずつ振り分けた余りを数え、勝利の確定となります。

勝利した際の配当率は以下になります。

■三門(サムホン)・・・0.3倍

■丫攤(ヤータン)・・・0.5倍

■角(コック)・・・2倍

■念(ニム)・・・3倍

■番(ファン)・・・3倍

■引き分け(タイ)・・・8倍

配当金は下がってしまいますが、角(コック)は6通りありますし、念(ニム)などの賭け方は負ける確率も下がるのでファンタン初心者の方におススメです。

まとめ

なかなか聞きなじみのないファンタン。カジノゲームなので複雑なイメージがありますが、簡単に説明すると、お椀の中のボタンの数を予想するだけなのでルールはシンプルで簡単だと思います。しかし賭け方が複数あり楽しみ方は無限大です。

流れやルールを覚えて、ぜひファンタンを楽しんでください!